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寒い時期、暑い時期、季節の変わり目などは、だるい、疲れやすい、食欲がない、という症状をうったえる方が増えます。夏バテだと思っていたら、実は「うつ病」だったという例が少なくないのです。「うつ病」は特別な病気ではありません。「うつ病」の患者数は人口の5%、気がついていない人を含めるとかなりの数になるというデータもあります。だるいというだけで自分が「うつ病」かしらと疑う人は、ほとんどいないのが現状です。「うつ病」の知識が少なく、重い症状を重い浮かべてしまう方が多いのでしょう。「うつ病」とは脳内神経伝達物質の異常によるもので、気持ちの持ちようや性格によるものではありません。「心の風邪」と言われるほど一般的な病気で、他の病気と同じように、初期の段階での治療により、早期の改善ができるのです。
だるい、疲れやすい、食欲がない、という状態が2週間以上続いて、胃の不快感、便秘や下痢、頭痛や肩こりなどの症状があったり、テレビが面白くなくなった、新聞を読む気がなくなった、服装に気を使うのが面倒になった、朝の気分が悪い、イライラすることが多くなった、集中力がなくなった、などの症状が続いている場合は、「うつ病」の疑いがあるかもしれません。医師に相談しましょう。 |
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