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食中毒の90%が細菌性食中毒です。春から夏に向かって、菌の増殖が盛んになり食中毒が増えます。夏には、海外旅行に行く機会も増え、生水を飲んでしまって・・・という場合も少なくありません。代表的な症状の下痢は、その発生原因がたくさんあり、短期の下痢の場合、原因が食中毒であったことに気がつかないという場合も多いです。食中毒というと、レストランや給食など、集団で感染したものがニュースになりますが、2割は家庭内で発生しています。他人事ではないのです。発生件数もここ数年、減少することなく、毎年何人かの方が命をおとしています。夏の下痢、海外旅行の後や、いつもと違う下痢であったら、すぐ医療機関に行きましょう。早期の的確な処置をすることで、悪化を食い止めることができます。食中毒の場合は、下痢止めを飲んでしまうと、回復が遅くなってしまう場合もあります。食事によって、お腹をこわした=下痢になった、と思っていたら、まったく別の原因であったということも
あります。上記したように下痢の原因は非常に多く、自己判断せずに、専門の医師の診療を受けましょう。 |
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